日本語教師KEN、登山家時代② ヒマラヤ編
不肖私、日本語教師KEN、ネパールのヒマラヤ8000メートル峰遠征が山から足を洗う(?)きっかけとなってしまいました。
そもそもネパールやパキスタン、中国などのヒマラヤ遠征とは、ベースキャンプにつくまでで全エネルギーの60%ぐらいを消耗してしまいます。遠征許可の取得、合計数トンにもなる装備・食料などの荷物の手配、それを運ぶポーターの管理、高度順応の計画…。
「気まま」「自由」が何より性に合っている僕にって、初のヒマラヤ遠征は、実は煩雑で仕方がありませんでした…。
そしてヒマラヤで登ってみて気付いたのは、名のあるクライマーは「狂っている」「クレイジー」だということ。そして僕は、徹底的に凡人だということ。
ハードな山だと「ある一線」というのが存在しまして、そこを超えると、「退却不能」「あとは登りきってしまわないことには生きて帰れない」というラインがあります。で、一流と呼ばれる人達はてっぺんを目指すものすごいモチベーションと集中力があるので、いともたやすくそこを超えてしまう、と。
僕はその一線を超えられませんでした。
山だけじゃないと思うんですが、人には「身体的な才能」と「精神的な才能」があって、その両方を持ち合わせている人が1流、ナンバーワンになれるんだと僕は思うんです。
山に関して言えば、僕は身体的な才能はあったと思います。さして練習をしなくても難しい岩をひょいひょい登って行けたし、超高所での順応力もかなりあったし。
でも、僕には「ある一線」を越えるための精神的な才能はなかった。てっぺんを目指す衝動がありませんでした…。
僕には登山そのものより、ベースキャンプで落ちこぼれシェルパとシャルパニ(シェルパ族の女性のこと)の品定めをしたり、他の隊員が持参した○○本を見て批評しあったりしているほうが、ずっと楽しかったのです…。
自分には精神的な才能がないということに漠然とですが気付いた、気付かされたのが、96年のヒマラヤ遠征でした。
ヒマラヤ遠征動画
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Posted by accvietnam : 01:05 | Comments (0) | Trackbacks (0) | Page Top ▲
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